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”幸せ”の尺度 [日々雑感]
☆大寒昨日1月21日は「大寒」でした。一年で最も寒いとされる時季です。西洋占星術では宝瓶宮(みずがめ座)の始まり、23日は水瓶座の新月で、中国などでは旧正月を迎えます。
☆大寒の水
よく、大寒の水は腐り難いと言われます。この時期の水は雑菌が少ないそうで、「無病息災」、「五臓滋補」によいという言い伝えがあります。湧き水や井戸水などの特別な水のことだと思いますが、酒造りや漬物、味噌などに「寒の水」を使った「寒仕込み」があるように、昔から「大寒」の水は霊験あらたかなようです。
☆「壬辰」
今年の干支は、「壬辰」。十干でいう「壬」の語源は、真ん中が膨れた糸巻きということで、「妊」と同系なのだそうです。そこから、「草木の種子に新しい生命が生まれる」という意味をもつのでしょうか。また、五行説でいうと「水の兄(みずのえ)」なので、今年は水に関する出来事に注意が必要と指摘する向きもあるようです。しかし、十二支の「辰」は、豊富な水に恵まれた竜(昇竜)の年なので、強い上昇運気に満ち溢れた幸せな一年になってほしいものです。
☆「幸せ」って?
ところで最近、”「人の幸せ」とはなんだろう?”というタイトルの新聞記事を読みました。”お金はないと生活できないので困ってしまいますが、大金持ちの人が幸せとは限りません。健康で、生活ができるほどのお金があって、他人から感謝され、家族や友達と仲良くできれば「幸せ」なのではないか、と思います。”細君いわく、「幸せって、お金がらみなのね。」
☆幸せの格付け
昨年、法政大学大学院 坂本光司教授の研究グループ(幸福度指数研究)が、「47都道府県幸福度ランキング」を発表しました。この調査は、アンケートなどによる聴き取りではなく、様々な社会経済統計情報から作成されたものだということです。地域住民の幸福度を端的に示していると思われる40の指標を抽出し、上位から順に都道府県をランク付けしたそうです。
「幸福度ランキング」のトップ3は、1位:福井、2位:富山、3位:石川の順で、冬の厳しい日本海側の県に集中しています。ちなみに京都42位、東京は38位、千葉県は33位でした。私の場合、冬の厳しいところでは幸福は感じられないかも・・・。
今年の”幸”は「壬」に [歳時記]
☆正月恒例初詣は、例年通り今年の恵方にある神社を見つけてお参りしてきました。今年の恵方は「壬(みずのえ)」。真北からわずかに西にふれた方向です。
☆「縁」が大切
インターネットの地図サービスで、「壬」の方位に当たる候補をいくつか探し出し、あとは直感で出掛けます。うまく見つからなかったら次の候補という具合に、勘と縁に頼ります。今年、縁があったのは「火皇子神社」でした。
☆火皇子神社
最初に地図で見た時は分からなかったのですが、よく見ると時々通るショッピングモールに向かう道路から程近いところのようです。コンビニ横のわき道から農道を入って直ぐのようです。しかし、コンビニは店仕舞いしていて、通り過ぎてしまいUターンすることに・・・。
☆千葉県神社庁
元コンビニの横の道を入るとまもなくT字路につきあたります。そこには右が多聞院、左が火皇子神社と、矢印の入った道案内がありました。左折すると直ぐ畑の中にこんもりした神社の森が目に入ります。小さなお社ですが、鳥居と鬱蒼とした並木の中の参道がいい感じです。千葉県神社庁のHPを見ると、「火皇子神社」は「ひおうしじんじゃ」と振り仮名がふってありました。
☆由緒は?
HPで詳細を見ても、例大祭が10月9日であること、旧社格では無格社であること以外、創建などの詳しい情報は得られませんでした。また、同じ市内に「火皇子神社」がもう一社あるのですが、こちらの例大祭は10月17日で、旧社格では村社と記されていました。
☆庚申塔と二十三夜塔
神社の参道の左側には十九基の庚申塔、右側には七基の二十三夜塔、奥には四基の石仏、さらに拝殿横の道路入口に三基の石祠が並んでいます。石仏には猿田彦大神塔、青面金剛塔、馬頭観音塔、大日如来供養塔などと記されています。二十三夜塔は、「講」を組織した人々が、月を信仰の対象とし、月待ちの行事をした際に供養のしるしとして建てた石碑の一つということです。
☆月待ち
崇拝の対象となるのは、十三夜は虚空蔵菩薩、十五夜は大日如来、二十三夜は勢至菩薩などとなっているそうです。二十三夜の月は勢至菩薩の化身と考えられ、二十三夜講が最も一般的なのだそうです。また、「火皇子神社」のあるこの地域では、十五夜は1日早く9月14日に行われます。
毎年、「恵方詣で」で様々な発見があります。来年のことを言うのは早すぎますが、次はどのような「ご縁」がつながるのか楽しみとなりました。さて、「六白金星」の今年はどんな年になるのだろうか。
”陰”極まれば”陽”に還る [歳時記]
●冬至昨日12月22日は”冬至”でした。太陽の南中高度がもっとも低い日で、夏至の日と比べると46.8度も違うことになります。また、冬至”には「冬至日」と二十四節気での「冬至」の意味もあり、12月22日から来年1月5日までが”冬至”の期間です。
●転換の日
「冬至」は、低かった太陽の高度も翌日から徐々に上昇していき、陰の極致から陽に切り替わっていく”転換の日”です。今年ほど、「一陽来復」(いちようらいふく)を待ち望む年はないのではないだろうか。厳しかった震災の一年が終わり、新たな「希望の年」の幕開けを願わずにはいられません。
●寒さはこれから・・・
しかし、「一陽来復」とはいえ、暖かい春の訪れはまだまだ先。「冬至過ぎれば寒さ本番」という言葉もあります。太陽が上昇して日照時間が長くなってくるのですが、北半球は冷え込んでおり、温まるまで2ヵ月という時間が必要です。小寒、大寒、そして立春(2月4日)を過ぎてようやく春の気配が感じられるようになります。
●開運
新宿の穴八幡宮(あなはちまんぐう)では、商売繁盛や出世、開運にご利益があるとされている「一陽来復」のお守りを、冬至の日から来年の節分の日まで受けることができます。
●2012
ところで、古代マヤ文明の「マヤの予言」が話題になっている。マヤ暦の一つが2012年12月21~23日に区切りを迎えることから、これを人類滅亡の日と解釈する一部の人たちが様々なアクションを起こしているようだ。メキシコ南部の州では、「終末時計」を設置し、1年後に向けたカウントダウンを開始。ユカタン州には、「放射能汚染と細菌から身を守るため」に、人里離れた地域に外国人の集落ができたとか。また、滅亡後の世代に託す手紙や写真を入れたカプセルを埋める儀式をした人々が居たそうだが、「滅亡後の世代」って???
●冬至の七種
冬至には、「ん」の字がつくものを食べると運を呼べるという言い伝えがあるそうです。どうやら京都発らしいのですが、「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれています。「ん」が二つつく、「南瓜(なんきん)」、「人参」、「蓮根」、「銀杏(ぎんなん)」、「寒天」、「金柑(きんかん)」、そして「饂飩(うどん)」。
一日ずれましたが、今日はゆず湯に入り、強い「辰」(龍)の1年と「一陽来復」を願います。
厄落とし [ふくちゃん]
●佐野厄除大師テレビで、「新しい年には厄よけ、方位よけを」という佐野厄除大師のメッセージを聞くと、今年も残り少なくなったことを実感します。そして、「新しい年を迎える準備」をしなければという気忙しさも・・・。
●厄年
厄除けと聞くと、まず「厄年」を思い浮かべます。厄年には、「男の大厄」、「女の小厄、大厄」、年齢による厄年に、それぞれ「前厄」、「本厄」、「後厄」があります。また、生まれ年の九星によって、「方位除け」というものもあります。
●厄年の風習
日本以外でも、厄年の風習はあるようです。中国では、自分の生まれた年の干支を厄年としています。12年ごとに厄年が周って来ることになりますが、厄年を迎えると金色や赤いものを身に付けることで厄払いをするのだそうです。また、英国の厄年は、男性は年齢に4がつく年、女性は年齢に7がつく年とされています。スペインの厄年は、男性は24歳と44歳、女性は14歳と34歳。エジプトの厄年は、男女の区別なく4歳から4年ごとに厄年が訪れ、50歳代まで続くのだそうです。そして、トルコの厄年は、男性は23歳、43歳、63歳、女性は13歳、33歳、53歳と日本の厄年に近い年齢になっています。
●身体の節目?
一般的に、人間が生活する上で訪れる生理的な節目は、どこの国の人も同じなのかも知れません。面白いのは、61歳以上になると厄年がなくなるのは、その昔は60歳まで生きていたら「大変おめでたい」ことだったのかも・・・。「厄年」の科学的な根拠はさて置き、世界的に共通する年齢の節目、そこには無視できない生理的な変化が起きることを示唆しているのでは・・・?
●ふくも厄年?
ところで、我が家の猫「ふく」に、11月半ば頃から体調の異変が起きました。もともと、気温の変化や移動した時などに咳込むことがあったふくですが、頻度が増し激しくなりました。昨年予防接種を受けなかったためかと思い、まずは3種混合ワクチンを接種してもらいました。その後、様子を見ていると鼻水をたらし、激しく咳込む様子が見ていて切ない状況に。
●ふくの受難
12月に入り、病院で診てもらうことに。レントゲンを撮られ、血液検査のため採血、抗生物質の注射と、ふくには受難の日々が訪れました。その後、一日2回の注射のため病院通いをすることに。診断の結果は気管支炎ということでしたが、生後8年を過ぎると、猫は高齢期に入ると言われています。我が家のふくも、今年の中頃から8歳以上の高齢猫用のペットフードに切り替えました。
●猫や犬にも厄年?
あるサイトに、「犬の老化は、7歳、10歳、13歳が厄年」という記述がありました。また別のサイトには、動物病院での統計として、猫の厄年として言われている数え年「12歳、14歳、17歳、20歳」があげられていました。少し早いような気もしますが、ふくも厄年だったのかもしれません。
ともあれ、鼻水が止まり、ふくの体調は徐々に回復しています。来年は厄除けとして、「金色の首輪」かな...?
☆☆点灯☆☆ [歳時記]
●待望の時昨日11月27日は、待降節の第1主日でした。カトリック中央協議会の解説によると、待降節は、「神の子の第一の来臨を追憶する降誕の祭典のための準備期間」であり、その追憶を通して、「終末におけるキリストの第二の来臨の待望へと心を向ける期間」でもあるということです。
●アドベントカード
待降節あるいは降臨節は、アドベントを日本語でいっているもので、「到来」を意味するラテン語から来た言葉です。「キリストの到来」を表し、キリスト教文化圏の国々では、アドベントカードが子供たちの楽しみになっているようです。一日一日、窓やポケットを開けて、その日が来るのを待ち望みます。
●クリスマス
ところで、12月25日は「イエスの誕生日」と思っている人が多いと思いますが、聖書には誕生日に関する記述はないということです。神の子のイエスが、人の子となって生まれてきたことを記念する日なのだそうです。12月25日になったのは、太陽崇拝が広く行われていたローマ帝国のローマ暦では12月25日が冬至で、太陽誕生の祝日として祝っていたものが取り入れられたという説が有力なようです。
●日没
教会暦では、一日の始まりは日没から始まり日没に終わります。これは、ユダヤ暦やローマ暦が、日没を一日の境目としているのを引き継いだようです。ということで、降誕祭は12月24日の日没から翌25日の日没までだそうです。
キリスト教徒ではない我が家ですが、「愛と喜びに包まれた時」を待望して、今年は「希望の星」のイルミネーションを灯すことにしました。
ブータンブーム [トピックス]
●”国賓”国賓として来日中のブータン国王夫妻。新婚旅行を兼ねた日本ご訪問は、ご夫妻にとってかなりのハードスケジュールのようですが、いつもいつも優しい微笑を絶やさないジェンツン・ペマ王妃が話題になっています。王妃は、高校時代はインド、大学時代は英国での留学経験を持ち、英語やヒンディー語に堪能な才媛だそうです。日本ではその美貌と民族衣装「キラ」の美しさが、TVで取り上げられ話題になっています。
●草木染め
キラ(女性の民族衣装)は、伝統的な草木染で染められた糸を使っています。王妃のキラは独特の光沢と気品のある色合いで、美しい王妃をさらに際立たせる素晴らしい染めと高度な織の技術で完成されたシルクのようです。織り込まれた模様には様々な意味があり、木、動物、花などが図案化されています。王族や高貴な身分の人々のためのキラには、特別な模様が織り込まれるのだそうです。
●信仰
南アジアでは仏教信仰と織物の模様が深くかかわっているとよく言われますが、以前タイで配布されていた小冊子によると、これらの模様は仏教史以前からの信仰(シャーマニズム)をもとに発展したようです。タイやラオスの織物の模様には、船の上に祀られた祈祷場やダイヤモンドアイと呼ばれる菱形のモチーフがしばしば使われています。これらはシャーマンの儀式が図案化されたもので、仏教史以前から使われていたのだとか...。
●儀式と色
ところで、国王夫妻の結婚式の写真を見ると、国王は五色(青・緑・赤・黄・白)、そして王妃は四色(青・緑・赤・白)のストールをまとっていました。ブータン政府観光局によると、ブータン人が公的な場所に臨む時は、スカーフの着用が義務付けられているそうです。国王や法王などは「黄」、首相はオレンジ、裁判官は緑など、男性のスカーフには身分や職業による色の区別があるそうです。ブータンと同じ大乗仏教の流れを持つ日本の仏教は、古くから慶事の際には五色旗(青・緑・赤・黄・白)で寺院を飾ります。五つの色は、ブッダの身体の部位を表しているとも言われてます。
●キリスト教でも・・・
興味深いのは、キリスト教徒にも典礼祭儀の際に使用する祭服のストールの色が目的別に決まっているそうです。基本色は白、赤、緑、紫の4色。その他に黒、金、青、バラ色等8色が使われます。仏教で僧侶が身にまとう黄色は使われないようです。宗教と色の関係は、奥が深いような気がします。
チベットとインドにはさまれた小国ブータン。若い国王は、聡明で優しい王妃とともに、多様で豊かなブータンの文化を守り、独立を保っていくことでしょう。
畑の守り神 [菜園初心者]
●貸し農園知合いの紹介で貸し農園の一画を借りられることになった。農地の一部を「貸し農園」として開放している農家の土地で、自宅からもさほど遠くない場所にある70坪ほどの広さ。家から近いだけあって、周りの菜園も同じ自治会の住人や近隣の人がほとんど。とはいえ、肥料や長靴、スコップなどを持参するので、車で通っているのですが・・・。
●無心
しばらく使われていなかったので、先ず手始めは雑草取りから。そして、土の天地返し、畝作りと、この10月は殆んど毎日畑通い。それまでは、株取引で朝からパソコンの前に座っているような日々を過ごしていました。しかし、畑仕事を始めてからは「土とたわむれる」健康な日々に様変わり。天気の良い日は、朝食を食べると畑へ一目散。スコップ一つで無心に土と格闘し、気持ちのよい汗を流しています。
●収穫が楽しみ!
この1ヵ月近くで13の畝を作り、ニンニク、青梗菜、春菊、京ミズナ、小カブ、細ねぎ、からし菜、はつか大根、ナバナ等、たくさんの種類の種をまいてきました。最近、次から次へと若芽が芽吹き、間引きが必要に。。。「どの芽を間引くべきか」悩んで、近くの畑の農家のおばさんに聞くと、”なに...簡単だべ..”と一気に間引いてしまいました。「大きい芽を残し、間隔は○○cm開けて・・・」なんて細君がテレビで見たセオリーは関係なく、ばっさりと”そんなチマチマやってたらだめだ..。”と切り捨てられてしまった。聞くんじゃなかった!!後の祭りです。
●放射線量測定
最近、自治会の有志で団地内の通学路や公園の放射線量を測定しようという提案があり、その測定に参加して来ました。放射線量測定に使用した機器は簡易型ではなく、自衛隊や市役所でも使用されている本格的な線量計。測定は、同一箇所の地上1cmと1m高さの2通り。3つある公園では、場所によって数値は微妙に異なりますが、平均で1cm高さで0.3 ~ 0.4μs/h(マイクロシーベルト)、1mの高さで、0.1 ~ 0.3μs/h(マイクロシーベルト)。通学路では、北向きの落ち葉の吹き溜まりの場所で0.8μs/h(高さ1cm測定)、0.4μs/h(高さ1m測定)という大きな数値も確認されました。
●除染は?
団地以外の場所での測定結果も、大体同じような数値を記録しているそうです。ということは、原発事故で市全域に撒き散らされた放射性物質は、平均で0.1 ~ 0.3μs/h(高さ1m測定)と推測されます。市では、子供たちが長時間過ごす学校、保育園、幼稚園で0.223μs/h(高さ1m測定)を超えるところは除染を実施すると言っていますが、自宅の庭も同じ汚染レベルの可能性があり、除染の有効性に疑問が出てきます。
●畑は危険?
家庭菜園で土とたわむれていると、被爆量が通常生活の倍近くになります。それだけではなく、犬や猫などの小動物は、人間以上に被爆する可能性があります。うちのふくは室内飼いなので少しは安心かも・・・?
畑で、尾が青く輝くきれいなトカゲに遇いました。トカゲは、土の中の害虫の幼虫を食べてくれる畑の守り神だそうです。このきれいなトカゲがいつまで畑を守ってくれるだろうか...。
ホットスポット・ミステリー [健康管理]
●夜光塗料?世田谷のホットスポット騒動、原発事故の影響ではないようだ。夜光塗料などに使用されていた「ラジウム226」だったと推定されている。
●なぜ床下に?
しかし、なぜ高濃度の放射線を発生する「ラジウム226」が民家の床下に長期間放置されていたのだろうか?新しい謎が生まれた。ミステリアスな事件として、しばらくは週刊誌などで盛んに取り上げられることだろう。
●ガン発生で禁止!
ラジウムは、戦前から戦後にかけてガン治療にも広く使われ、軍艦や戦車などの計器の文字盤にも用いられたそうだ。しかし、職人が筆の先を舐めながら文字盤に夜光塗料を直接塗る作業をしたため、ガンが多発して使用禁止になったようです。ガン細胞を破壊する強力な放射線、正常な人体にも多大な影響を及ぼすのはまちがいありません。
●ドクター・ハウス
この顛末を聞いた時、”Dr.HOUSE(ドクター・ハウス)”というアメリカの「医療ミステリー」番組のあるエピソードを思い出した。ゴールデングローブ賞やエミー賞の常連だったこのドラマシリーズ、日本ではかつて日本テレビで深夜に放送されていました。
●「患者もウソをつく」
偏屈で無愛想な診断医が、難病患者の病気の原因を解明していくこのドラマのシーズン2第5話、「嘘つき親子」。突然大量に吐血して救急搬送されてきた危篤状態の若者。付き添った父親は、ドクターに自分は建設会社の社長であると言うのだが...。父親は、職場で拾った物をよかれと思って息子にプレゼント。息子はそれがどのような物質であるかを知らずお守りとして大事に持ち歩いた。その結果、知らずに被曝してしまうという悲劇的なケースだった。
●自衛手段
ところで、最近新たなホットスポットの存在が話題になっている。横浜市港北区の2ヵ所で放射性ストロンチウムが検出、千葉県船橋市の公園でセシウムが検出されている。これらは、住民による検査がきっかけで発見されている。住民たちが通学路やその周辺を検査しなかったら、世田谷のラジウムも発見されないままだったかも・・・。
至る所に放射性物質の危険が潜んでいるかも知れないと、疑心暗鬼になりそうだ。東京海洋大のチームは、15日福島県いわき市の沿岸で今年7月に採取したプランクトンから、高濃度の放射性セシウムを検出したと発表している。
世界は空なり [トピックス]
●満場一致琴奨菊の大関昇進が満場一致で決まりました。日本人大関としては4年ぶりだそうですが、国際化して久しい相撲界。あえて「日本人」の新大関誕生を喜ぶのは、ちと不自然なような気もしますが。
●万理一空
伝達式では、口上に使われる「四字熟語」が注目の的。琴奨菊関は、『大関の地位を汚さぬよう、”万理一空”の境地を求めて日々努力、精進いたします」と述べたそうです。
●万里?万理?
新大関の口上で使われた「万理一空」。新大関は、この語に「目標を見失わずに努力を続ける姿勢を示した」ということですが、メディアによって熟語の解説が微妙に異なっているようです。また、表記も「万里一空」とも「万理一空」とも・・・。
●出典は宮本武蔵
読売新聞によると、「”万理一空”には、一切の迷いがない「空」の状態になることが究極の兵法であるという武蔵の考えが込められている」とのこと。また、YUCASEE MEDIAでは、宮本武蔵の「五輪書」が出典であり、「山水三千世界を万里一空に入れ、満天地とも攬る」という一節から取ったことが紹介されている。そして、「常に冷静な気持ちを保って事にあたるという状態にあるべきだと指南したもの」であるが、現在では「空は一つ」という解釈がなされることも付け加えられている。
●「兵法三十五箇条」
一方、毎日新聞の解説。魚住孝至著「宮本武蔵」から引用し、『武蔵の剣術書「兵法三十五箇条」の中で「万理一空の所、書きあらわしがたく候へば、・・」と記述されていることを紹介している。魚住氏は「万(よろず)の理は空に帰すると言うことにより、・・・」と解説している。
●ブッダのことば
江戸時代初期に活躍した剣豪の悟りの境地は、ブッダの真理のことばに通ずるものがあるのかも知れません。「100分de名著」の「真理のことば」最終回のテーマは、「世界は空なり」。最終回では、大阪大学大学院で認知脳科学を研究している藤田一郎教授を招き、「人間の脳は、物事をどのように認識しているのか」、ブッダの教えを脳科学の面から検証。ブッダのことばと脳科学とのつながりに驚かされます。
●座禅会
ところで、毎月の座禅会で住職は、「座禅で無我の境地を求めてはいけません。頭の中でもつれあって固まってしまった日々の出来事を、一つ一つほぐしてゆくことが大切なこと」なのだと説教されます。”瞑想によって、自分の心の状態がどうなっているのか、それを知ること”が大切なのだと、自分なりに解釈しています。
「万理一空」、相撲道の術理のさらなる奥の悟りの境地。ぜひ横綱を目指して精進してほしいものです。
自灯明法灯明 [歳時記]
●秋分の日昨日は「秋分の日」でした。春分の日と同じように、太陽は真東から昇って真西に沈みます。「春分の日」、「秋分の日」をはさんで前後3日ずつ、計7日間を『彼岸』といっています。真西に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に行った身近な人々に思いをはせたのが、彼岸の始まりだそうです。
●Eテレ
ところで、最近NHKEテレの番組が面白い。よく見るのは「100分de名著」、「ETV特集」、「サイエンスZERO」、「趣味の園芸」などなど・・・。細君はこのほか、「ドイツ語」や「野田ともうします」などがお気に入りのようだ。
●25f分×4回
9月の「100分de名著」では、ブッダの「真理のことば」を取り上げている。9月21日の第3回のテーマは「執着を捨てる」。講師は、花園大学の佐々木閑教授。意外だったのは、この「執着」の中にはブッダ自身の教えも含まれていて、「過度に執着してはならない」と説いているという。
●解脱
自分を救えるのは自分自身であり、「法」をよく知りぬくことである。そのことを示すのが「自灯明法灯明」ということば。自分自身を正しくコントロールして修行に努め、煩悩の激流を乗り越える。そうすることで「彼岸に達する」=解脱することが出来るという。
”自分自身の救済者は自分自身である。
他の誰が救ってくれようか。
自分を正しく制御してはじめて、
人は得難い救済者を手に入れるのだ。”
多くの犠牲者をだした東北地方太平洋沖大地震から6ヵ月。地震と津波だけではなく、その後おこった大惨事。「執着」という原因が生み出す結果の重大さに、恐らく大多数の人が気付いていることだろう。
名月に名曲 [歳時記]
●八月十五夜の月今日9月12日は、旧暦八月十五日で中秋の名月。そして、満月です。中秋の名月が満月と重なるのは6年ぶりのこと。十五夜の月は満月と思いがちですが、旧暦八月十五日が必ずしも満月となるわけではありません。ただ、1日か2日前後のずれで満月になる周期と一致するので、毎年の”十五夜”では、ほぼ満月に近い月を見ていることになります。
●中秋の名月
ちなみに、2012年は9月30日が中秋の名月で満月、2013年は9月19日が中秋の名月で満月と、今年から3年連続で、十五夜と満月を同じ日に迎えられます。
●秋の夕暮れ
9月23日は秋分の日。太陽は秋分点で西の地平にあり、月は反対の春分点で東の空の地平にあります。したがって、「秋分の日」に近い時季の満月に近い月は、日没とほぼ同時に東の空から昇ってきます。この時分は、陽が傾く頃には日中の暑さもひと段落。空は清く澄んで満月は一段と大きく神々しく見ることができます。秋の訪れを感じさせてくれる様々な虫の音をBGMに。。。
●お月見
月に供物をささげ、涼やかな秋の夜長を楽しんだ昔の人は風流ですね。今夜の関東地方は、夜は晴れ間がでるようで、大きな月が見える可能性は高いようです。
●周波数
ところで今、"ソルフェジオ音階”というものが話題になっているようです。グレゴリア聖歌に使われていた音階で、現在は使われなくなってしまったそうです。この音階のなかのある周波数---528Hzが、放射能で傷ついた遺伝子を修復するということで、YouTubeには多くの音源がアップロードされています。また、様々な周波数の音源や音叉のセットも販売されていますが、遺伝子修復に効果があるのか無いのか、確かめる術が無いのが残念です。癒しの効果はありそうなのですが・・・。
澄んだ夜空に浮かぶ大きな月にお供えをし、モーツァルトを聴きながら満月を愛でる・・・。心のゆとりと癒しを得られるひと時になるかもしれません。
コーンパイプと12歳 [お気に入り]
●宝島社9月2日(金曜日)の朝刊を開いて驚いた。そこには、宝島社が仕掛けた見開きの大きな広告が・・・。1945年8月30日、コーンパイプを銜えレイバンのサングラスをかけてタラップを降りようとするダグラス・マッカーサー元帥の大きな写真である。「いい国つくろう、何度でも。」という大きなタイトルと、左下に小さく "With the permisson of the General Douglas MacArthur Foundation, Norfolk,Virginia" と写真掲載許可の記述のみ。
●宝島社らしい!
「連合国軍占領下の日本」(Occupied Japan)を象徴する”あの写真”。専用機「バターン号」で神奈川県の厚木海軍飛行場に降りたったマッカーサー元帥の姿は、衝撃的だっただろう。宝島社は、2010年9月2日にも、「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」一見したたかそうなラブラドールレトリバーと実直で忠実な柴犬が並んでいる写真を掲載しました。「この広告は、本日付のニューヨークタイムズ及びワシントンポストにも同時掲載いたします」との但し書き付きで。
●ユニーク
宝島社の広告は、いつも様々な思いを巡らせ想像をかきたててくれるユニークな広告です。去年同様、今年の広告の意図はどこにあるのだろうかと、ついつい悩んでしまいます。昨年は、中国重視だった鳩山元首相から、米国との関係重視に舵を修正しようとする菅直人前首相の政治姿勢を伝えたかったのではなどと、思ったりもしたものです。
●マッカーサー元帥
今年の広告では何を示唆・・・?敗戦後、無条件降伏して連合国軍の占領国となった日本。それから66年。今回の大震災で多くの犠牲者と放射能汚染、そしてエネルギー危機を体験している。「震災に強く、エネルギー改革の先進国となる国作りを始めるべき」と訴えているような気がします。マッカーサー元帥に「12歳の少年」と言われて66年。「未熟であったために戦争という過ちを犯した」12歳の少年は、どのくらい成長できたのだろうか。
「いい国をつくる」ためにも、長期政権、政策が必要な時なのですが・・・。宝島さん、そうですよね。
新月とマンゴー [美味しい]
●蟹座の新月昨日7月1日は、新月(旧暦六月一日)でした。今月は、月末の31日に再び新月(旧暦七月一日)を迎えます。7月31日は獅子座の新月。占星術のサイトによっては、新月がどの星座で起こるかで、どのような願い事がかない易いかというアドバイスを載せているところがあるようです。
●一ヵ月に2度の新月
2008年8月も、同じように月の初めと終わりに新月が起こりました。8月8日、北京オリンピック開会式の日に、東京都多摩東部を震源とするM4.5(最大震度4)の地震がありました。とはいえ、29.5日周期で月の満ち欠けが起こるので、大体3年に一度は新暦で同じ月に2回新月が起こるだけのこととも言えるのかもしれません。
●やっぱりタイ産!
ところで最近、スーパーの果物売り場には、高価な国産をはじめ、フィリピン産、メキシコ産、そしてタイ産のマンゴーがところ狭しと並べられるようになりました。先日、色の良いタイ産のマンゴーを見かけ、買ってみました。食べてみると・・・、”美味しかった”。本当に、香り、甘み、ねっとりした舌触り、どれをとっても本場タイで食べたマンゴーに遜色ありませんでした。
●4月のマンゴー
タイの気温は年間を通して30度前後。マンゴーの出回る季節は暑節(3月から5月)で、乾季より雨が多く気温も高くなり、甘く香りの強いマンゴーを食べられます。最初にタイへ行ったのが4月で、マンゴーが最も美味しい季節だったせいか、マンゴーの”とりこ”になってしまいました。ここ数年、タイに出向く機会が無くなり、スーパーのタイ産マンゴーで我慢しています。しかし、今回のように感激する味に出合うことはできませんでした。
●姿を消したタイ産
この感激をもう一度と、スーパーの棚を見回してもタイ産は姿を消し、メキシコ産のアップルマンゴーが。。。アップルマンゴーは、細君と台湾旅行で一度食べたことがありますが、味の記憶はあまり・・・。買ったアップルマンゴーを食してみましたが、熟し方が足りなかったようです。ところどころ硬い部分があり、味は今二つというところでした。
美味しかったマンゴー!!タイでまたおいしいマンゴーが食べられる日が訪れますように。被災した人が穏やかな日々を取り戻せる日が一日も早く訪れますように。
しかし、マンゴーを半分食べた細君のクールな一言。「そんなに感激するほどの味なのかな・・・?」もう半分食べたかった。
モスラと世代交代 [日々雑感]
●副住職昨日は、月一回の座禅会の日でした。梅雨の晴れ間の夕方6時は暑くも寒くもなく、心地よい風が本堂をゆっくりと吹き渡り、気持ちの良い一時を過ごすことが出来ました。3年間の修行を終えて副住職となった住職の子息が、5月から座禅会に参加しています。若い副住職のお経は声に張りがあり、溌剌とした声につられてついついこちらの読経の声も大きくなります。お腹から大きな声を出してお経を読んだのも、終わった時の爽快感につながっていたようです。
●世襲
副住職が寺を引き継ぐにはまだ少々時間がかかるとは思いますが、「世代交代の時期」を考えて、その覚悟を決める住職の心は如何ばかりだろうか。。。頼もしくもあり、また辛い思いでもあるのだろうか?
●禅譲
日本の政治の世界では、首相の地位を譲るという意味で「禅譲」という言葉が使われます。広辞苑で調べると、「中国で、帝王がその位を世襲せずに有徳者に譲ること」と出ています。本来はそういう意味だったのでしょうが、「地位を平和裏(?)に譲る」という意味で使われるようになったようです。
●「禅」とは?
『禅』の字には、「天・山川を祀る」、「譲り与える」などの意味があるそうです。南インド出身の達磨大師が中国に入り教えを伝えた際、「静かに考えること」という意味のサンスクリット語が音写され、発音に近い中国語の「禅那(ゼンナ)」が当てられました。その後、単に「禅」と表現されるようになったということですが、中国語では、禅譲の「禅」とは意味も発音も異なるそうです。
●モスラが消えた!
ところで、我が家の庭で「大事件が発生」しました。以前紹介した「小さな山椒の木のアゲハ蝶」の幼虫、日増しに成長しモスラのような幼虫に育っていました。写真を撮りながらその成長を楽しみにしていたのですが・・・。今日気づくと、山椒の木から全ての幼虫が姿を消してしまったのです。小さな山椒の木をくまなく捜索したのですが、どこにもいない!恐らく、鳥の餌にでもなってしまったのか?近くに植えてあるバラに付く長い毛を持ったけばけばしい毛虫には見向きもせず、やさしいモスラだけを食べていった鳥。。。”許さない”と、思いつつも自然界の生存の厳しさを改めて教えられました。
それに比べ、人間界のなんと複雑なことか...。
どうしよう?レントゲン検査 [健康管理]
●受診券セット今年も、市から「特定健診(メタボ健診)」の受診券セットが届きました。昨年は「胃がん検診」をパスしたので、今年は受けようかと思っていました。しかし、ここに来て、どうすべきか迷っています。
●正確な被曝量
逡巡のその訳は・・・?ズバリ、「放射線総量」の問題です。福島原発事故以来、放出されている放射線量について様々な情報が錯綜しています。そのため、現実にどの位被爆しているのか、また、本当に問題ない総量なのか、想像がつかないからです。実は、体内被曝を含めると結構問題となる量なのではないかと、疑心暗鬼なのです。
●モニタリングポスト
1回の胃のX線検査では、平均0.6ミリシーベルト被爆するのだそうです。現在、放射線モニタリグポストで公表されている放射線量は平均0.1マイクロシーベルト。年間にすると1.2ミリシーベルトとなります。胸のX線検査0.05ミリシーベルト、胃のX線検査と原発事故による年間被爆量を入れると、1.85ミリシーベルトとなります。国際放射線防護委員会(ICRP)の定める年間許容被爆総量は、1ミリシーベルト。この数値を軽く超える被爆量になってしまいます。もちろん、これらの数値には体内被曝量は考慮されていないのです。
●チェルノブイリ
5月に放送されたNHKスペシャル「汚された大地で チェルノブイリ20年後の真実」。いまだ立ち入り禁止となっている原発30キロ圏で行われている生態調査が紹介されていました。ネズミの身体から出ている放射線量を正確に測定し、本当にネズミに異常がないかどうかを調査するのです。驚くことに、20年を経過した今でも、ネズミの体内にはセシウム137が大量に蓄積されているのだそうです。福島原発から放出されたセシウム137は、放射能が半分になるまでに30年、1,000分の1になるまでに300年もかかる、環境残留性の高い厄介な放射性物質なのです。
●ホットスポット
今、都内や東京近郊で放射線量の高い「ホットスポット」が話題になっています。飛んできた放射性物質にセシウム137が含まれていると、非常に厄介な状況になるそうです。セシウムは、屋根材やコンクリートや土壌と容易に結合するため、”雨で流されて「ホットスポット」解消”とはならない、除染がきわめて難しい物質なのです。
庭仕事で、鬼門からの風に十分にさらされた「がん予備軍」の肉体に、さらに胃がん検診で0.6ミリシーベルト被爆させるべきかどうか...、ハムレットの心境。
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